【シンプル家事のススメ】「旦那が家事を手伝わない!」は家事の複雑化が原因かも。
旦那が家事を手伝わない!
夫婦の話からよく聞くワード
「旦那が家事を手伝わない!」
ゴミ出しくらいはやってくれるけど、掃除・洗濯・食事の準備などメインの家事がすべて奥さん任せ。共働きであっても家事の割合は女性の方が多いようです。
そうなってしまう理由としては、(旦那さんの)当事者意識がない・自発的にやってくれない・指示を出さないと何をしたらいいのか分からない・面倒くさがってやらないなど様々。
「旦那にだって家事をやってもらわないと困る!」「私だけ頑張らなきゃいけないの!?」と不満を持っている女性も多いようです。
ちなみにyomo夫婦は分業制。
旦那さん:部屋の掃除、洗濯、ゴミ出し
yomo:トイレ掃除、風呂(準備&掃除)家計管理
※食事はお惣菜やお弁当、外食が中心
それぞれの役割を一応決めていますが、絶対守るものではなく、日によって手の空いている方がやっています。(洗濯は旦那さんですが、休みの日は私がやる等)
複雑化している家事とは?
と言っても最初からうまく回っていた訳ではなく、徐々に今の形になりました。分業するにあたって私が気をつけていたのは、
「複雑化した家事をシンプルにすること」
「複雑化した家事」とはどういう事かというと、
完了までのタスクが多いという事。
例えば掃除をするにしても、
①掃除機を出す
②コンセントに挿す
③物をどかす
④掃除機をかける
⑤物を元の位置に戻す
⑥コンセントを抜く
⑦掃除機をしまう
と掃除だけで7行程も必要。
自分だってこんなの毎日やってたら面倒だと感じます。
この行程をいかに減らすか、それが重要です。
そのルール、やんなきゃいけないって誰が決めた?
また「家事のルール」も家事を複雑化する原因の一つ。
思いつく限り、私が「家事のルール」だと思っていた事をあげてみます。
・バスタオルは綺麗に二つ折りにして干さなければならない
・天気のいい日は必ず外に干さなければならない
・1日3食必ず食べなければならない
・現金払いでなくてはならない
・家計簿はレシートを手入力しなければならない
今見ると、なぜこんなバカな思い込みを....と思うのですが、当時は真剣に「◯◯せねばならない!」と思っていました。
もし旦那さんに家事をお願いする時に、こんなルールを守らせようとしたら...。絶対に「なんだか面倒臭いな〜( ´Д`)やりたくない...」と思われますね。しかもルール通りにやらなかったら、守らなかった相手を責めるようになってしまいます。
せっかくやってくれたのに。
でもよくよく考えてみましょう。
こんなルール守らなくても生きていけるし、生活していけるんですよ。それにもっと効率の良い簡単な方法がいくらでもあります。
洗濯物の干し方なんて、乾けばなんでもいいし
食事だって絶対3食食べなきゃいけない訳じゃない。
(私は現に夕食断食中で1日2食だし)
ちなみに家計管理に関しては、支払いはほぼすべてクレジットカード払い。
家計簿もカード管理アプリで項目の振り分けのみで、入力も計算もしていません。
(こちらはまたブログで詳しくご紹介します)
自分ルールを見直してみる。自分の中の「◯◯せねばならぬ」を本当にそうなのかな?と疑ってみると、家事シンプル化の糸口が見つかるかもしれません。
実際に家事をシンプル化してみた
我が家で実際に行った家事のシンプル化。掃除編。
家事シンプル化①スイスイ障害物のない部屋
我が家の部屋はこんな感じです。
毎朝、旦那さんが掃除機をかけるときは写真のような状態にしておきます。もし床に散らばったものがあれば、夜寝る前に私が片付けておきます。すると、掃除機をかけるときは何もどかさないし、移動させなくても済みます。旦那さんは単純に掃除機をかけるだけでOK。テーブルもどかさず、そのまま掃除機をかけます。掃除の心理的ハードルを一段下げることができます。
家事シンプル化②掃除機をコードレスにする
コード付きの掃除機を使ってたときは気づかなかったんですが、掃除をかけるための準備って大変なんですよね。
だって、掃除機を出す、コードを引っ張り出す、
コンセントにさす、掃除機かける、
移動(コンセント差し替える)掃除機かける、
コンセント抜く、コードしまう、掃除機しまう
....という一連の動作って、すごく面倒臭いじゃないですか!!
そんなわけでyomo家では数年前からマキタの
コードレス掃除機を愛用しています。
部屋のカーテンの裏に引っ掛けておいて、掃除になったらヒョイと取って掃除機をかける。
コードレスだからコンセントの抜き差しも必要なし。もう完全にモップ感覚です。
何より「掃除機をかける」という動作に全くハードルを感じない使いやすさ。またコードレスだと吸引力が弱いというイメージでしたが、マキタは業務用なので、日常使いには十分です。
ただ、充電式なので電池が切れそうになると米粒レベルの重さを吸わなくなります。
この掃除機にしてから旦那さんの掃除頻度が上がり、
最終的に掃除担当にまで任命できるようになりました。
私自身もちょっとゴミがある時にすぐ掃除機がかけられるので、部屋がいつでもキレイ!
「ラクチンだから、いつでもキレイ」
なのだと思います。
"2人で"暮らしていく
生活していくには、様々な家事が必要。
でも、夫婦で生活しているのだから二人で暮らしを作っていきたいです。
そのためには、旦那さんに家事に参加しやすくする。
やっていて辛い・面倒臭い家事はなるべくラクチンに。
やってもらったら、当然!と思うのではなく、
ありがとうを伝える。
完璧な家事をする妻でなくてもいい。
完璧な家事をする夫でなくてもいい。
不完全同士が一緒になって暮らしてる。
助け合っている。
そんな風に暮らしていきたいです。